WORKS
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コンセプトCONCEPT
阪急北千里駅のバスロータリー周辺3カ所に、日よけパ-ゴラ、木製のベンチとウッドデッキを組み合わせたプランター植栽を企画し施工しました。
人が行き交う駅前に、ほっとひと休みできる空間が完成しました。真夏の猛暑時期に、暑熱環境を緩和する効果が期待できる工夫があります。
概要DATA
名称 | 北千里駅前ロータリー避暑対策工事 |
---|---|
エリア | 吹田市 |
施工面積 | 60m2 |
施工内容 | パーゴラ・ベンチ・ウッドデッキ・プランター植栽工事 |
![フロアマップ](https://gardenlab.co.jp/cms/wp-content/uploads/2025/01/10-1.jpg)
プロセスPROCESS
相談内容
「大阪府都市緑化を活用した猛暑対策事業」という補助金制度を活用し、北千里駅前バスロータリー廻り3箇所に、日陰が少ない駅前ロータリーのバスやタクシーを利用する方々に向けて、暑熱環境を改善する設備を設置したい。その場合、以下5項目が先方が希望された事項でした。
① 植栽(できるかぎり高木)で緑陰を作る。(植栽はプランターで実施)
② プランターはベンチとセットとする。
③ 各設備の設置時は地面にアンカーを打たない。
④ 3か所の場所の内、駅前広場へ設置する設備は移動を可能とする。
(駅前広場で定期的にイベントを実施している為)
⑤ 緑陰以外に人工の日除や地表面の遮熱化に取り組みたい。
解決策
真夏の猛暑を和らげるために、パーゴラの屋根にスチール製のフラクタルを採用しました。
スチール製フラクタルは、立体構造を通して地面に映し出す影が木陰の下にいるような心地よい空間をつくりだします。放熱効果が高く、明るさを確保しつつ暑さを感じる赤外線の放射量を低下させる効果が期待できます。
天然木は、薬剤を使用せずに熱と水蒸気だけで木材の性質を向上させる越井木材工業株式会社の「コシイ・スーパーサーモ」「マクセラムPL」を採用し、ナチュラルテイストを追求しました。駅前広場という場所がら、イベント時に移動できるよう、プランターは可動式になっています。
5カ所の花壇には、2~3mの高さがある常緑樹、落葉樹を異なる種類で選び中心に添え、周囲に低木や地被を施しました。色鮮やかなカラーリーフをポイントに取り入れ、葉の形も単調にならない様複数の種類を織り交ぜる事で、各花壇を個性的に仕上げています。
植栽花壇が併設された天然木のウッドデッキやベンチは、駅前で待ち合わせしたり、一息ついて休憩する方々が、真夏の猛暑でも居心地よくひと休みできる空間になりました。
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