WORKS
コンセプトCONCEPT
静寂の中で古の斑鳩宮に思いを馳せる門前宿、和空法隆寺
建物と外構空間が調和するように、和のこだわりを随所に施し、
気品と格調を兼ね備えた落ち着いた佇まいを実現しました
概要DATA
名称 | 和空法隆寺造園工事 |
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エリア | 奈良県生駒郡 |
施工面積 | 2,188㎡ (A棟 1,568㎡) (B棟 620㎡) |
施工内容 | 和空法隆寺A棟別館造園工事 2019.7完工 和空法隆寺B棟本館造園工事 2019.7完工 他付帯工事 2019.8完工 |
プロセスPROCESS
相談内容
古都斑鳩に誕生する門前宿の建築スタイルにふさわしい外構の雰囲気をご依頼望いただきました。
解決策
古都斑鳩の門前町の伝統的なデザインや素材、施工に敬意を払いながら、木製の門や塀で囲まれた静謐な雰囲気の庭園と、石畳の路地が調和した外構を完成させました。
門前宿の建築スタイルにふさわしい外構の雰囲気を考え、次のような方法で造りました。
・正面玄関の館銘板と館内の案内板には、シンボルツリーである枝垂桜を取り入れ、落ち着きのある自然石の黒御影を使用して統一感を演出しています。
・お客様の宿泊体験を大切にし、外周まわりの塀を目隠しとして配置。窓と塀の間に和風の植栽を植え、静謐な雰囲気を演出しています。
・塀瓦は屋根瓦と同じものを使用し、約30mに及ぶ塀の色や質感を建物の壁に調和させ、一体感を重視。広範囲にわたる竹垣や、ポイントに石材や砂利を取り入れ、単調にならないように工夫。これにより、室内から眺める景色にアクセントを加えました。