WORKS

CONCEPT

新しいまちづくりが始まる希望や喜び、次の世代に美しい街を引き継いでいきたいという願いを込めたプロジェクト。私たちガーデンラボも本社を置くこの箕面船場団地に、お庭や植物の魅力を精一杯伝えたくて、かわいいお花や美しいカラーリーフをたくさん植えています。ハイエンドな街なみになるように、グリ石や化粧砂利を贅沢に使用しました。箕面市のシンボルツリー「イロハモミジ」もこっそり植えてあるので、ぜひ探してみてください。

DATA

名称 COM2号館・3号館 植栽改修工事

エリア 箕面市
施工面積 COM2号館 
43㎡+角型プランター6基

COM3号館
角型プランター34基、丸形プランター5基
施工内容 植栽プランター設置工事
花壇植栽工事
灌水設備工事、照明計画
フロアマップ

PROCESS

相談内容

箕面市船場に本社を構える弊社。私たちが加入している大阪船場繊維卸商団地協同組合(以下略:箕面船場団地組合)様からご相談があり、植栽計画、照明計画、施工を行ったプロジェクトです。

元より箕面船場団地組合では、『COM GRDEN CITY構想』を掲げ、よりよい地域にしていくための取組みをしていますが、今回はその一つとして、北大阪急行延伸に合わせて団地内のメインストリートとなる街路沿いを、魅力的な景観にリニューアルしたいというご希望がありました。1970年の街開きから半世紀が経った今でも箕面船場団地を大切に守り続け、悲願だった新駅設置のタイミングで、より多くの賑わいと美しいまちづくりを叶えたいという強い想いを感じるご依頼でした。

解決策

COM2号館は、アンティーク家具店舗のショーウィンドウが印象的なビルです。このショーウィンドウの雰囲気に合わせて、落ち着いた色合いでマットなテクスチャーを持つマルチング材(グリ石、化粧砂利)を選びました。北側と西側の植栽帯では日当たりなどの環境が大きく異なるため、それぞれの環境に合った樹種を選んでいます。

COM3号館は、赤や青など原色のサインカラーがオフホワイトの外壁によく映えるファサードです。今回新たなプランターを設置するにあたり、ファサードがこれ以上うるさくならないように注意が必要でした。そのため、外壁色に近いホワイト色の連結式プランターとマルチング材(グリ石、化粧砂利)を選びました。植栽は明るい印象のイエローリーフも取り入れつつ、店舗のショーウィンドウを隠さないように、大きくなり過ぎない樹種を選びました。

プランターは耐久性に優れたものを採用し、底面貯水システムも導入したことにより、将来にわたり管理の手間を減らすことができます。

照明計画では、同じメインストリート沿いにある大阪大学箕面キャンパスの照明と、光源色を合わせています。街路沿いの照明色を合わせることにより、街全体に一体感を持たせる役割を果たしています。

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