COLUMN
01 Feb 2024
plants. plant no,9 〜出会い〜
こんにちは。12月も半ばになり、ようやく冬らしい寒さがやってきました。
先日はお休みを利用して、地域の歴史や自然を散策する歩く会に参加してきました。
紅葉もまだ楽しめて、日頃は現場に向かう車で通り過ぎていた場所も歩いてみると小さな噴水や石碑があったり、普段通っていた道が緩やかな長い上り坂だったのかと気付いたりして、発見が沢山あった楽しい一日でした。そんな休日でも、やっぱり気になって目がいってしまうのが植木たちでした…
今回は是非お見せしたいのが、お庭の様な環境ではありませんが、10月下旬に現場の近くで見つけた多年草のガウラです。
空き地に植えられたのでしょうか、こぼれ種で増えてアスファルトの隙間からも生長して開花しています。一株一株を大切に、支柱を立ててもらったり結わえてもらったりして見事な大きさになり、枝先にめいっぱい花を咲かせています。
少し離れた場所からでも美しく、和名では白蝶草(ハクチョウソウ)と呼ばれる通り蝶が舞っている様な雰囲気を感じます。私には小正月に飾る餅花にも見えて、可愛いさもあり本当に優美な姿でした。
ガウラは強い植物ですが、大切に育ててもらわないとこの様な美しい姿にはならないし、歩く人を楽しませることもできなかったと思うと、手入れする人の想いは大切だと改めて感じました。植物との出会は色々な気付きとの出会いでもあります。