COLUMN

01 Feb 2024

進化のコブ ”ラクウショウ”

汗ばむほどの晴天だった1210日、絶好の紅葉散策日和でした。

紅葉のピークが以前の感覚と20日ほど遅れ。このままいくと秋という季節感が時節でいうとクリスマス頃になるのもそう遠くないのかもしれません。

街歩きのイベントに参加し、4時間の散歩で紅葉の美しさを堪能しました。

 

特に印象的だったのはセンペルセコイヤに似たラクウショウの存在です。遠くから見るとセンペルセコイヤだと思ったのですが、根元にコブだらけのラクウショウがちらほらあることを弊社の植物博士が教えてくださいました。センペルセコイヤが常緑樹なのに対してラクウショウは小型の落葉樹で、湿地でも生息できるよう「気根」を作り、酸素を吸収できるよう生存戦略の過程で進化したと言われています。

 

種が落ちた場所の環境で生きていくために、自分を深化させるという植物の強さに尊敬の念を抱き感動を覚えました。
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月なのに19度という気温の変化にも、植物は進化して対応していくのでしょう。

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