COLUMN

30 Sep 2022

plants.plant no,1

こんにちは、今回のコラム担当します西村です。

当社のnewロゴご覧になっていただけましたでしょうか?HPのコンセプトにあるように樹木の木目年輪がモチーフになっています。バームクーヘンも作る過程で年輪ができていますよね。

 

日頃から、植木の手入れをしている身としては、とても馴染みのある大好きなモチーフなのでhpで公開されるのを楽しみにしていました。

植木の剪定といえば伸びた枝をカットするだけのイメージを持たれがちですが形を整えたり、他の木の生長の妨げになったり、敷地から枝がはみ出してしまったりと剪定の目的や方法はさまざまです。木の高さ(樹高)が20mにもなるような木を伐採する事もあります。

 

長い時間かけて大きくなった樹を根本から切ったら可愛そうというと思う方もおられるかもしれませんが、切った株元から新芽(ひこばえ)を成長させて、樹を更新するために伐採をおこなうこともあるんです。

 

そんな伐採の時には切り株の年輪に目を凝らします。樹木の成長は春から夏にかけて枝を伸ばし幹を太らせます。夏から冬は逆に生長がゆっくりになります。それが年輪として現れます。幅の広い色が薄い部分が“夏目”ナツメ幅が狭く濃い色の部分が“冬目”フユメって言うんです。年輪から過去も振り返られるってなんかロマンチックですよね。

 

私も歳を気にせずにしっかりとした年輪を残したいと思いを馳せています。

PAGETOP